弊社はこの度、弊社が管理・運営するJ-STAR 一号投資事業有限責任組合を通じ、HCM
ホールディング株式会社(以下「HCMHD 社」)を設立いたしました。またHCMHD 社は、
平成23 年4 月26 日に株式会社HCM(本社:東京都港区、代表者:山崎明敏、
http://www.hc-m.jp/、以下「HCM 社」)の発行株式総数の過半数を超える株式を取得しま
したので併せてお知らせいたします。
HCM 社は、2002 年に在宅介護を主な目的として創業し、現在は、在宅介護事業「アミカ」、
施設介護事業「アミカヴィラ稲毛」、家事サービス事業「アユート」を三つの柱とし、シニ
ア世代の人々に「自由で、豊かに、楽しい生活を提供する総合商社」として事業を運営し
ています。HCM 社の従業員数は1,245 名(有期雇用社員含む)で、事業所数は在宅介護事
業で62 ヶ所、施設介護事業で1 ヶ所となっており、延べ100,000 人以上の介護実績を有し
ております。
本件はHCM 社の既存株主の中から、主として金融投資家の皆様並びに社外の株主の皆様
が保有する株式をHCMHD 社が中心となって取得することとなった事案であります。今般
の弊社の投資によって、既存の経営陣、社員株主の皆様の持株比率が向上することとなっ
ており、株主構成を再編成することでHCM 社のより一層の事業発展に貢献できると判断し、
今般株式を取得させていただくことといたしました。
今後、HCM 社は、更なる在宅介護事業及び施設介護事業の拠点拡大を図ると同時に、シ
ニア世代に向けた新たな戦略事業領域の開発を行っていく計画であり、他の介護事業オペ
レーターのM&A や海外事業展開等も積極的に検討していくこととなります。弊社といた
しましても、今般の株式取得を機に、HCM 社の事業展開のサポートを積極的に行ってまい
ります。
なお、今般の弊社の投資検討にあたりましては、財務・税務デューデリジェンスを株式
会社デューデリジェンスが、事業デューデリジェンスをリエゾン・パートナーズ株式会社
が、また、リーガル・アドバイザーとして東京青山・青木・狛法律事務所ベーカー&マッ
ケンジー外国法事務弁護士事務所(外国法共同事業)を起用し、法務デューデリジェンス
を同事務所が実施したほか、今般の投資に係る契約内容及びストラクチャー等につき、同
事務所より助言を受けております。加えて、株式取得に際し、あおぞら銀行からの融資に
よる資金調達も行っております。

以上

株式会社HCM の株式取得について(PDF:112.6 KB)