弊社はこの度、弊社が管理・運営するJ-STAR二号投資事業有限責任組合を通じ、

国上精機工業ホールディングス株式会社(以下「KGH社」)を設立いたしました。また、KGH社は、平成26年3月に国上精機工業株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表者:清水安太郎、http://www.kugami.com/index.html、以下「KGM社」)の発行済株式総数の約7割の株式を取得しましたので併せてお知らせいたします。

KGM社は、1965年に現社長の清水安太郎氏がプラスチック成形を行う会社として創業して以来、自動車及び電化製品の樹脂成型部品の製造を中心に順調に事業を拡大してまいりました。1993年には香港及び広東省珠海市にそれぞれ現地法人を設立し、カーオーディオ向けのエスカッションパネルを中心とした自動車内装部品の中国での生産に本格参入しました。以後、2001年に蘇州、2003年に大連、2007年には天津と、順次工場を中国沿海部に設立して、中国の幅広いエリアに事業を展開するに至っております。一方、日本国内においても、主力拠点である新潟工場において樹脂成型部品の量産を行うと同時に、自社の各中国工場への技術支援を行っております。更に、2013年12月には神奈川県横浜市において携帯電話向け部品の樹脂成型を行っていた工立化成株式会社から、同社の横浜事業所を買収するなど積極的な事業拡大を図っております。

KGM社としては、今後、現在の主力事業であるカーオーディオ関連部品の中国生産体制を引き続き強固にしていくと同時に、将来的には東南アジア並びに中南米においても供給体制を構築できるよう、社内の体制をより盤石なものにしていく事業戦略を有しております。そのために、今回の資本移動を契機として、経営幹部の増強やグループ管理体制の強化、国内外でのM&Aや資本提携などの戦略的な活動に取り組んでいく方針です。弊社としては、かかる成長戦略の実行支援、それを支える社内体制の構築等を進めてまいります。

創業者でもある清水社長は代表取締役として今後も引き続き経営の中心的役割を担って頂きます。弊社といたしましては、清水社長の目指す事業成長戦略を積極的にバックアップし、万全な企業体質と力強い事業成長の実現に貢献することで、KGM社が自動車部品サプライチェーンの中で重要な役割を担っていくことをサポートして参ります。

なお、今般の弊社の投資検討において、財務・税務デューデリジェンスを株式会社フェアコンサルティング及び税理士法人フェアコンサルティングが、生産技術評価については株式会社KMC、法務デューデリジェンスをベーカー&マッケンジー法律事務所が実施いたしました。また、株式取得に際し、株式会社東京スター銀行および株式会社日本政策投資銀行からの融資による資金調達を行っております。
弊社は、今般の弊社による株式取得に当たっては株式会社クロスポイント・アドバイザーズから財務アドバイスを受けております。

以上

国上精機工業株式会社の株式取得について(PDF:172.1 KB)